衝突破壊実習

会主旨

本会は,惑星科学において重要かつ普遍的な現象である衝突を,インパクターであるボウルとターゲットである10本のピンとの力学相互作用を観察することで理解しようという企画です.

この実験は,参加者自らの体力と技術に応じたインパクターの操作によって様々なパラメタ設定が可能であるという特徴を持つとともに,インパクターの操作に一定の困難さや曖昧さが伴うことで予期せぬダイナミクスが生まれ新たな現象の発見がもたらされる可能性も含む,極めて興味深いアプローチです.

こうした実験を通して,地球・月・惑星の形成とその進化において衝突現象が果たした役割を理解するとともに,専門分野の枠を越えた人的交流を通して新しい手法の開発や研究テーマの創出を図ります.また,実験者自らの足腰を強化し代謝を向上させることによって,日々の研究活動における生産性を高めるなどの多様な効果を併せ持っています.

最小催行人数は1名です.つまり誰も集まらなくても一人で“自主実験”できますので,必ず開催されます(この実験は,独力で実施可能な点もまたメリットと言えます).実験会に向けた“基礎演習”は随時開催していますので,お声がけ下さい.

参考資料

実験会場情報 VEGA曽根ボウル | アルゴセブン
自主学習資料 ほわいとのボウリング講座

記録

2018/03/06 highest in 3/3 Games

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